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 ■妊娠末期に発症した乳牛の第四胃左方変位における内視鏡下整復例

○磯日出夫、小中一成、内山史一、加藤真紀、山田裕 (磯動物病院:栃木県)
【はじめに】  牛の第四胃左方変位(以下LDA)は分娩後の乳牛に多く発生し、経済的損失の大きい疾患であるが、稀に妊娠末期にも発症する。その治療方法には内科療法と外科療法があり、患畜の病勢および経済的価値に基づいて選択されるが、分娩後のLDAでは右賺部切開法が行われることが多い。しかし、妊娠末期に発症した症例の外科療法はきわめて困難である。演者らは妊娠末期に発症したLDAに遭遇し、内視鏡下で変位した第四胃を正常な位置に移動させ、良好な成績が得られたのでその概要を報告する。

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 ■第四胃変位牛に対するカリウム輸液の有効性

○小中一成1)、山田 裕1)、高橋俊彦2)、 中川巳津英3)、磯日出夫1)
1)磯動物病院 2)釧路地区NOSAI 3)NOSAI北信
【実験の目的】
第四胃変位(消化管通過障害時)に伴う低K血症に対するK輸液の効果を調査する。
成牛に対するK輸液の安全性を調査する。

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 ■妊娠末期に発症した乳牛の第四胃左方変位における内視鏡下整復例

第74回獣医麻酔外科学会(大宮)平成19年7月7〜8日
磯日出夫、小中一成、内山史一加藤真紀、山田裕 (磯動物病院:栃木県)
【はじめに】 第四胃左方変位(LDA)は経済的損出の大きい疾病のひとつである。
LDAは分娩後に多く発生するが、稀に妊娠末期にも発生する。
治療法は外科的処置が一般的であるが、妊娠末期の症例の外科的治療は困難である。
今回、妊娠末期に発生したLDAを内視鏡を用いて整復し、良好な結果が得られたので、その概要を報告する。

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 ■潜在性乳房炎の発見と長期治療効果について

○ 磯 日出夫 柿本 政之 石田 貢 小中 一成 米長 久志(磯動物病院)
【はじめに】 最近、搾乳牛1頭あたりの泌乳能力が向上するなかで、市乳として良質な牛乳が求められています。特に乳成分の中の体細胞数は乳牛の健康の指標および乳房炎の有無として取引価格に利用されているところも少なくない。現在、バルク乳内の体細胞数の高いところは定期的なバルク乳スクリーニングテストで環境性乳房炎と伝染性乳房炎に分けて対策が取られるのが現状です。そこで、今回バルク乳内の体細胞数の高い酪農家を対象に潜在性乳房炎の発見と抗生物質による長期治療効果について検討したのでその概要を報告いたします。

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 ■マクロライド構造を有する駆虫薬によるフェレットにおける犬糸条虫成虫寄生の予防

共同研究者氏名:○磯 日出夫1) 深瀬 徹2)
演者所属:1)磯動物病院 2)明治薬大
【はじめに】 近年、エキゾチックアニマルといわれる種々の動物がペットとして飼育されるようになっているが、それらには犬糸条虫の終宿主となるものが少なくない。イタチ科の動物であるフェレットも犬糸条虫の好適な終宿主となることが知られている。そこで、今回フェレットの犬糸条虫症の科学療法的予防法を確立することを目的として、マクロライド構造を有する駆虫薬についてフェレットにおける犬糸条虫成虫寄生予防効果を検討した。

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 ■犬に寄生するマンソン裂頭条虫の駆虫

共同研究者氏名:○渡邉ゆかり  磯 日出夫  深瀬 徹  茅根士郎 秋浜澄行  板垣 博
演者所属:1)磯動物病院 2)明治薬大 3)麻布大
【はじめに】 マンソン裂頭条虫Spirometra erinaceiは、種々のカエル類やヘビ類等を中間宿主とする条虫で、その成虫は猫に寄生が認められることが多い。しかし、本条虫は犬やタヌキなどの多種の食肉目動物を終宿主とすることが知られており、日常の獣医臨床において犬のマンソン裂頭条虫に遭遇することは、猫の症例ほど一般的ではないが、決してまれではない。今回、われわれは、犬に寄生するマンソン裂頭条虫の駆虫について検討した。

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 ■牛の胎子失位整復法の新考案

◆ 磯日出夫 ◆小中一成 ◆内山史一 ◆猿山由美 ◆加藤真紀 ◆山田裕
(磯動物病院・栃木県)
【はじめに】 牛の難産は近年増加傾向にあり、一度発生すると経済的損失の大きい疾患である。一般的に難産の中で比較的多い疾患として胎子失位が挙げられる。この治療法として用手法を行うが、患畜が起立不能時や整復困難な場合は最終手段として帝王切開術が選択される。しかし、胎子と母体は予後不良の場合が多い。その理由として術式の煩雑さと患畜への侵襲の大きいことが術後の淘汰率の高い原因として挙げられる。今回演者らは、帝王切開の適応症と考えられる重度胎子失位例に遭遇し、帝王切開による胎子摘出することなく、開腹後子宮を小切開して胎子失位を整復し産道より抽出する方法を考案し、良好な成績を得たのでその概要を報告する。

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 ■給与飼料の増加後に集団発生した馬の麻痺性筋色素尿症

◆磯日出夫 ◆内山史一 ◆小中一成 ◆山田 裕 (磯動病院・栃木県)
【はじめに】 馬の麻痺性筋色素尿症(Paralytic Myoglobinuria:PM)は、筋色素尿と筋変性を特徴とする疾患で休養時の飽食に続く運動負荷が原因とされ、集団発生の報告は見当たらない。今回演者らは、一牧場において赤色尿を主徴とする疾病の集団発生例に遭遇し、PMと診断したので、その概要を報告する。

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 ■フェレットにおける犬糸状虫感染の寄生虫学的診断法の検討

◆磯 日出夫(Hideo ISO) ◆深瀬 徹(Tohru FUKASE)
【はじめに】 フェレットにおける犬糸状虫感染の寄生虫学的診断法について検討した。フェレット6頭に対して、犬糸状虫の第3期感染幼虫10隻ずつを皮下接種することにより実験感染を行い、その後、経日的に循環血液中のミクロフィラリアと成虫循環抗原(排泄・分泌抗原)の検出を試みた。また、感染後7ヵ月後に供試フェレットを剖検し、そのうち3頭でミクロフィラリア陽性、6頭全例で成虫抗原陽性となった。このことから、フェレットは犬糸状虫の良好な終宿主であり、その感染の診断には、ミクロフィラリアと成虫抗原の検査、とくに成虫抗原検査が有用であると結論した。

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 ■バー・スーチャー法による第四胃左方変位の治療成績

◆磯日出夫 ◆小中一成 ◆山田裕 ◆内山史一 ◆加藤真紀 ◆猿山由美 
磯動物病院(栃木県)
【はじめに】 第四胃変位(DA)は酪農家において分娩後間も無い時期に多発するため、本疾病による直接的な損害に加えて、牛乳生産や繁殖成績に及ぼす影響等も大きく、近年増加傾向にある重要な疾病である。通常DAの治療は開腹手術によって行われることが多いが、コストの面で農家の負担が大きい。第四胃左方変位(LDA)において、経皮的に第四胃を固定するバー・スーチャー法(BS法:びんつり法)は、外国では開腹手術と治癒率が遜色なく低コストな治療法として多用されているが、わが国では実施される機会はあまり多くないと思われる。その理由の一つに、BS法に用いる器具がわが国において市販されていないことが挙げられ、国内のこれまでのBS法に関する報告は、すべて手製の器具により手術が行われていた。今回、演者らは米国からBS法用の套管針および固定器具を入手し、LDAをBS法により治療し良好な成績を得たので報告する。

詳しくはバー・スーチャー法による第四胃左方変位の治療成績   発表抄録バー・スーチャー法による第四胃左方変位の治療成績
 


 ■牛子宮捻転および胎子失位における新整復法の確立

◆磯日出夫 ◆小中一成 ◆内山史一 ◆猿山由美 ◆加藤真紀 ◆山田裕
磯動物病院(栃木県)
【はじめに】 近年、牛の難産は増加傾向にあり、一度発生すると経済的損失の大きい疾患である。しかし、その処置法や救命率の向上に関しての報告は見当たらない。一般的に難産および子宮捻転における治療法の最終手段として帝王切開術が選択されるが、予後不良の場合が多い。その理由として術式の煩雑さと患畜への侵襲の大きいことが術後の淘汰率の高いことの原因である。今回演者らは、帝王切開の適応症と考えられる子宮捻転2症例に遭遇し、子宮に小切開を加えた後手腕を挿入して一例は子宮捻転整復後、胎子失位を整復し、他の一例は子宮を回転整復後子宮内に手腕を挿入して胎子失位を整復し、両例ともに産道から胎子を抽出して良好な成績を得たのでその概要を報告する。

詳しくは牛子宮捻転および胎子失位における新整復法の確立
 


 ■2年にわたり排尿障害を呈した牛の膀胱乳頭腫

◆山田 裕 ◆磯 日出夫  (磯動物病院)
【はじめに】 
約2年にわたり排尿障害を示し、最終的に膀胱の乳頭腫と診断された症例に遭遇したので、その概要を報告する。

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 ■Kasariの評価法に対する批判的考察

◆山田 裕  (磯動物病院)
Kasariらはが提唱した、循環器系および中枢神経系の機能と関連する7つの臨床症状をスコア化して欠乏塩基を推定する「沈鬱スコア」を提唱したについて考察した。このスコアが常に酸塩基平衡状態を反映するのか否かを、彼らが沈鬱スコアの根拠とした二つの試験成績と、著者の遭遇した2症例を題材として検討した。

詳しくは「Kasariの評価法に対する批判的考察」第3回獣医内科学アカデミー
 


 ■ビタミンEおよびセレン含有固形塩給与農家に発生した子牛の白筋症

◆山田 裕 ◆小中 一成 ◆内山 史一 ◆加藤 真紀
◆猿山 由美 ◆磯 日出夫  (磯動物病院)
【はじめに】 白筋症は子牛に多発し、筋肉の変性による起立異常を主徴とする疾病で、ビタミンE(VE)およびセレン(Se)の欠乏が原因とされている。今回演者らは、VEおよびSeを含有する固形塩給与農家に発生した白筋症に遭遇したので、その概要を報告する。

詳しくはビタミンEおよびセレン含有固形塩給与農家に発生した子牛の白筋症
 


 黒毛和種子牛の尿細管形成不全

◆山田裕1) ◆北川均2) ◆国枝哲夫3) ◆内山史一1) ◆磯日出夫1)  ◆佐々木栄英2)
    1) 磯動物病院・栃木 2) 岐阜大 3)岡山大
【はじめに】 近年ウシ特に黒毛和種の遺伝性疾患に対する関心が高まり、バンド3欠損症などの遺伝性疾患が報告されている。尿細管形成不全(パラセリンー1/クローディン16欠損症)もその一つである。演者らは、パラセリンー1/クローディン16欠損症の保因父牛と非保因母牛の交配で生まれた2頭の尿細管の異常を伴う症例に遭遇したので、その概要を報告する。

詳しくは黒毛和種子牛の尿細管形成不全
 
 
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 牛における血液中のイオン化Ca濃度、血漿カルシウム濃度および血液pHの関係

◆山田裕 ◆内山史一 ◆小中一成 ◆加藤真紀 ◆猿山由美 ◆磯日出夫 (磯動物病院)
【はじめに】 乳牛は分娩時に生理的な低カルシウム血症に陥るため、乳熱をはじめカルシウム代謝異常に起因する障害がしばしば見受けられる。しかし体内のカルシウム(Ca)のうち生理的活性を有するイオン化Caは、測定が困難なため臨床現場においては測定されることが少なく、疾病との関連も十分には検討されていない。今回演者らは、血液中のイオン化Ca濃度(iCa)と総Ca濃度(tCa)および血液pH(pH)を測定し、興味ある知見を得たので報告する。

詳しくは牛における血液中のイオン化Ca濃度、血漿カルシウム濃度および血液pHの関係
 


 血液中のイオン化Ca濃度と血漿カルシウム濃度および血液pHの関係

◆山田裕 ◆内山史一 ◆小中一成 ◆加藤真紀 ◆猿山由美 ◆磯日出夫(磯動物病院)
【はじめに】 乳牛は分娩時に生理的な低カルシウム血症に陥るため、乳熱をはじめ低カルシウムカスケードとよばれるカルシウム代謝異常に起因する障害がしばしば見受けられる。カルシウム(Ca)は生体において、骨および歯の形成と伝達および調整イオンという重要な役割を演じている。Caは99%以上が骨と歯に分布し、細胞外液中に存在するのはごく僅かである。さらに生理的作用を有するのは、細胞外液中Caの約半数にすぎないイオン化Caである。Caのイオン化には、血清蛋白質量および血液pHが影響することが知られている。しかし、イオン化Caは測定が困難なため、臨床現場においては測定されることが少なく、疾病との関連も十分には検討されていない。今回演者らは、血液中のイオン化Ca濃度(iCa)と総Ca濃度(tCa)および血液pH(pH)を測定し、興味ある知見を得たので報告する。

詳しくは「血中のイオン化Ca濃度と血漿カルシウム濃度および血液pHの関係」第2回獣医内科学アカデミー
 



 黒毛和種子牛の腎不全に伴った貧血

◆山田裕1) ◆内山史一1) ◆高橋 孝志2) ◆稲葉絵里子3)
◆金子大成3) ◆片柳裕3) ◆磯 日出夫1)
   1)磯動物病院・栃木 2)栃木県家畜衛研(現栃木県央家保)
   3)栃木西那須家保(現栃木県央家保)
【はじめに】 貧血を伴う腎不全はイヌおよびネコにおいてしばしばみられ、エリスロポイエチン(EPO)による治療も検討されている。子牛における腎不全は下痢に伴いよくみられる病態であるが、貧血については報告が少ない。演者らは、子牛の腎不全に伴った貧血の症例に遭遇したのでその概要を報告する。

詳しくは黒毛和種子牛の腎不全に伴った貧血
 
 
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 黒毛和種初生子牛にみられた化膿性髄膜脳炎の一例

◆山田裕 ◆猿山由美 ◆加藤真紀 ◆小中一成 ◆内山史一 ◆磯日出夫 (磯動物病院)
【はじめに】 髄膜脳炎(ME)は脳および髄膜の炎症で、髄膜炎の徴候である発熱、疼痛および硬直と、脳炎の徴候である震顫、痙攣および麻痺を併発する疾病である。牛において髄膜脳炎を発症する疾病として、Haemophilus somnus感染症、サルモネラ感染症および牛ヘルペスウイルス感染症などが知られている。今回演者らは、出生後まもなく顔面および頭部の片側性麻痺を呈し一旦回復した後、再度神経症状を呈して斃死した子牛を病理解剖した結果、化膿性髄膜脳炎と診断したのでその概要を報告する。

詳しくは黒毛和種初生子牛にみられた化膿性髄膜脳炎の一例
 


低血糖を伴った牛白血病の一症例

◆山田裕 ◆小中一成 ◆加藤真紀 ◆内山史一 ◆猿山由美 ◆磯日出夫(磯動物病院)
低血糖を伴う牛白血病に遭遇したので、その概要を報告する。

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 ■父および母方祖父が共通していた黒毛和種子牛の尿細管形成不全

◆山田裕1) ◆内山史一1) ◆磯日出夫1) ◆佐々木 栄英2) ◆北川均2)
1) 磯動物病院・栃木 2) 岐阜大
1.はじめに:パラセリンー1(クローディン16)欠損症の保因父牛と非保因牛と思われる母牛の交配で生まれた2頭の子牛で、尿細管の異常を伴い父牛および母方祖父牛が共通している症例に遭遇したので,その概要を報告する。

詳しくは父および母方祖父が共通していた黒毛和種子牛の尿細管形成不全
 
 
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 犬の唾石症の1例 Sialolithiasis in a dog

◆相田紀明 ◆坂和由紀 ◆磯日出夫 (磯動物病院)
【はじめに】 唾石症は唾液腺または導管の閉塞や破裂に伴い結石を形成することを特徴とし、人では一般的な疾患であり報告例も多い。本症の典型的な症状は唾液が盛んに分泌される食事中に唾液腺が腫脹し唾仙痛を伴い、0.5〜2時間程度で腫脹が消失するとされている。一方、獣医領域ではW.L.Spanglerらの唾液腺疾患と診断された犬と猫245例の調査で、犬では160例中1例、猫では85例中0例と発生が稀な疾患とされており、報告例は少なく病態や治療法についてあまり解明されていない。今回、演者らは犬の唾石症に遭遇し、唾液腺嚢腫切除術および唾石摘出術を実施したのでその概要を報告する。

詳しくは犬の唾石症の1例 Sialolithiasis in a dog
 



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