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◆ 磯日出夫 ◆小中一成 ◆内山史一 ◆猿山由美 ◆加藤真紀 ◆山田裕
(磯動物病院・栃木県)
【はじめに】 牛の難産は近年増加傾向にあり、一度発生すると経済的損失の大きい疾患である。一般的に難産の中で比較的多い疾患として胎子失位が挙げられる。この治療法として用手法を行うが、患畜が起立不能時や整復困難な場合は最終手段として帝王切開術が選択される。しかし、胎子と母体は予後不良の場合が多い。その理由として術式の煩雑さと患畜への侵襲の大きいことが術後の淘汰率の高い原因として挙げられる。今回演者らは、帝王切開の適応症と考えられる重度胎子失位例に遭遇し、帝王切開による胎子摘出することなく、開腹後子宮を小切開して胎子失位を整復し産道より抽出する方法を考案し、良好な成績を得たのでその概要を報告する。
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